初日2Rに登場した尾方真生(=写真)が強烈なスピードでピンチを切り抜けた。周回中は2番手も久米詩が外並走でフタをする展開。「いつも下げて失敗していた」と言う尾方は内並走でジッと我慢。山原さくらのカマシが飛んで来るとラスト1周は6番手に置かれたが、そこからが真骨頂だ。2コーナーから踏み上げると個人上がり11秒5の捲り追い込みで3着まで伸びてきた。「届かないと思いながらも冷静に走れた。脚の状態はいいと思う」。抜群の加速力は誰よりも目立っていただけに、2日目2Rはパワフルに捲ってみせる。
【函館GⅡ2日目2R】真生 加速力抜群
2023/7/16